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2019年12月04日

HACCP関連情報データベース:食品安全センター

HACCPとは食品の衛生管理に関する手法で、Hazard(危害)、Analysis(分析)、Critical(重要)、Control(管理)、Point(点)の5つの語句の先頭を集めた略語です。原料の入荷から出荷までのすべての工程において危害を分析・評価し、危害を防ぐために注目すべき工程を重要管理点(CCP)として特定し、それをきちんとモニタリングして問題が生じたら対策を取ります。HACCPを導入するには、12手順と7原則が示されており、それに基づいて導入していきます。
平成30年6月13日に公布された食品衛生法等の一部を改正する法律では、原則としてすべての食品等事業者にHACCPに沿った衛生管理に取り組むことが盛り込まれていて、食品事故を防ぐ手法としてますます注目を浴びています。
HACCPの概要や進め方については、一般財団法人食品産業センターのHACCP関連情報データベースがとても参考になります。以下のサイトになります。
https://haccp.shokusan.or.jp/basis/index/

食品における危害要因としてどのようなものがあるのか豊富な知識がデータベースとして体系化されていて、とても役に立ちます。データベースとして体系、構造がしっかりしているので、内容が非常に読みやすく、危害の分析に非常に役立ちます。これまでの研究の成果、集大成のような印象があります。

食品事故は命まで奪うものなので、危害は予測できなければ意味がありません。食品事業者の皆さんは、このようなデータベース、情報、知識や自分たちの経験やノウハウを使って危害防止に努めてほしいですね。
Posted by スーさん at 22:13 │食品安全センター