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2014年04月09日

HAZOPを使った安全性評価:インターリスク総研

HAZOPは化学プラントの安全性評価でしばしば使われる手法で有名です。昨今は医療分野などでも適用されているようです。HAZOPはハゾップと呼ばれ、HAZard and OPerability study の大文字部分の略称です。
HAZOPは、プロセス分析を行い、各プロセスにおける異常を予測して、そこから事故等の影響を解析して、必要な予防措置を実施することを支援する手法です。各プロセスの異常は、おもに定常状態からのズレをガイドワードというものを利用して検討する点が特徴的です。
HAZOPの特徴や、手法活用時の注意点などをまとめた資料を探していたところ、インターリスク総研のホームページの下記文書を見つけました。
http://www.irric.co.jp/risk_info/disaster/pdf/saigairiskjoho47.pdf

このレポートは、HAZOPを用いた安全性評価方法の解説で、HAZOPの活用に関わるQ&Aなどもあり、なかなか勉強になりました。具体例も掲載されていて、参考になります。また安全性評価手法は、そもそもHAZOP以外にも、FMEA、FTA、ETAなどいろいろありますが、それぞれの特徴を一覧にした表もあり、興味深い資料になっています。本当にこのような区別でよいかどうかは大いに議論すべきように思いますが。
Posted by スーさん at 21:35 │インターリスク総研